【コンピューターおばあちゃんの知恵袋】生きるとは?意味は?(苦悩・悩み相談の解決)

【コンピューターおばあちゃんの知恵袋】生きるとは?意味は?(苦悩・悩み相談の解決) 人生

 

コンピューターおばあちゃんの知恵袋です。

苦悩・悩み相談『生きるとは?意味は?』について、少しでも力になれれば、幸いです。

 

苦悩・悩み相談の解決『生きるとは?意味は?』

なぜ生きるのですか?大学生です。
何のために生きているのか分かりません。(略)

自分は勉強の楽しさや、誰かのために生産的になる楽しみなど全く分かりません。(略)
なぜ生きているのかという本質的な問いに虚しくなります。(略)

どのように生きていけばいいですか?

出典:yahoo! JAPAN 知恵袋

 

生きるとは?その意味は?について考えることは、人間の究極な苦悩だと思います。

生きていれば、必ず考えなければならない問題で、正解のない問題でもあります。

生きるとは?意味は?」の問題に対して、あらゆる見方で考えてみましょう。

 

次の5つの視点で、考えてみます。
「→」部分は、考えられる一つの答えです。

  1. 動物・本能的視点
    → 子孫繁栄のため
  2. 組織構造的視点
    → 万物の霊長である人間の崇高な使命として、宇宙の調和ある繁栄を実現するため
  3. 社会・経済的視点
    → 権利・義務を果たし、人間同士支え合い、公共の福祉を保つため
  4. 宗教的視点
    → 抜苦与楽を願い、人間として生まれて良かったと感じるため。
  5. 主観的視点
    → 自己実現、自己開発のため

 

1~3の視点については、一般的に世間で言われている答えですので、詳細な解説は割愛します。

4「宗教」と5「主観」では、あまり見慣れない生きる意味・目的を示しています。

 

まず、宗教的視点について、仏教の最大の教えは、慈悲を重んじているところです。

「慈悲」を言い換えると「抜苦与楽」という言葉になります。

これは、他人の苦しみを抜いてやりたい、他人に楽しみを与えてやりたいと感じる心のことです。
この慈悲深い心を持って、情操ある人間にならなくてはなりません。

そして、人間として「生かされている」と感じ、周りに感謝しながら生きることがふさわしいです。

 

次に、主観的視点についてです。これが一番重要となります。

「生きるとは?意味は?」の答えは、簡単に見つかるものではありませんし、正解があるわけではありません。

そのため、この答えを考えながらも、まずは、目の前のことに一生懸命取り組み、日々の生活を送ることが望ましいと思います。

 

心が晴れない毎日で、「生きるとは?意味は?」の問いが、頭から離れないかもしれませんが、今、あなたが直面している物事に、誠心誠意、向き合って下さい。

そして、成功体験や、さまざまな経験で得たものを大切にして下さい。

 

今、「やりたいこと」が見つかっている人であれば、それに打ち込めば良いです。

もし「やりたいこと」が分からないのであれば、「やれること」を実行し、自分や周囲の人たちの心の動きや、自然の恵みを観察し、情操を深めて下さい

 

最後に、とある物語を紹介します。ヘンリー・ダーガーという方のお話です。

ヘンリー・ダーガーは、少年の頃、周囲の者によくからかわれて、除け者にされていました。
そして、その頃に、唯一の家族であった父親が死別しました。

それ以降、17歳から71歳まで、病院の清掃員として働き、絶望的な貧困生活を送りました。
友人も家族もいない小さい部屋と、近くの教会を行き来する生涯です。

そして、彼の人生の最後は、キリスト教の介護施設で暮らすことになり、81歳でこの世を去りました。

死後、大家が部屋の掃除をしていると、ゴミの中から、とある画集を発見しました。

これが、後の世界最長の小説「非現実の王国で」です。
彼は、いま20世紀最大の美術家のひとりと呼ばれています。

果たして、彼は生きる目的を見つけていたのでしょうか。何を感じながら暮らしていたのでしょうか。

 

「コンピューターおばぁちゃん」こと
「しげこ」より

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