【愛妻家の思考】後悔とは?妻が後悔していたら?

後悔とは?もし妻が後悔していたらどうすべきか? 愛妻家

 

「後悔は後からするもの」
この言葉をよく耳にするが、では前にするものとはいったい何なのか。

その答えは「反省」だと思う。

人生において後悔という感情がなければ、どれほど幸福度が増すのだろうか。

今回は、『愛妻家(私)の思考』として、妻の「後悔」について考えたいと思う。

なお、葛藤については、別記事「【愛妻家の思考】葛藤とは?妻が葛藤していたら?」で考えてみた。

 

どちらも相手を通して、自分個人の目標を何か達成しようとするような夫婦関係はうまくいく

フリードリヒ・ニーチェ

 

後悔とは? ~愛妻家の思考~

【愛妻家の思考】妻の後悔とは?

愛妻家として妻の後悔を早急になだめなければならないが、まずは感情そのものについて考えたいと思う。

後悔は、人間だけに与えられた感情と言われている。

「あのとき、こうしておけば良かった」「今思えば、あっちの方が良かった」など、後になって色々と思うことはよくあることだ。

しかし、後悔することは「百害あって一利なし」であり、どれだけ後悔しても過去の自分に戻ることはできない。

「後悔」と似た言葉に「反省」があるが、「反省」というものは、論理的に何が駄目だったのか、どうすれば良かったのかなど、物事を頭の中で分析・評価する行為を示すものである。

「後悔」の「悔」には、「心」という字が入っているように理性ではなく感情でありクヨクヨと思い悩むことである。

だからといって「反省」だけし「後悔」はするな!なんて人間には難しい話であり、後悔せずして生きていくこと自体、不可能である。

理詰めばかり言う人間にはなりたくないものだ。

 

愛妻家(夫)がやるべきこと ~妻の後悔~

妻の後悔について考える前に、人はどんなことに後悔するのか調べてみた。

米国アリゾナ州立大学のリチャード・キニア教授が、「人生の三段階における後悔と優先順位」で、3つの年齢層(20代116人、35~55歳120人、64歳以上86人)の計316人を対象に、人生の後悔と優先順位について調査した結果がある。

この結果によると、多くの人が後悔したことは、「教育のチャンスを逃したこと」「リスクを負わず、挑戦しなかったこと」であった。

それでは、この2つの事柄に妻が後悔していると仮定し、考えてみたい。

 

教育のチャンスを逃したこと

【愛妻家の思考】妻の後悔とは?(教育)

一つ目の「教育のチャンスを逃したこと」については、誰しも一度は感じることであろう。

「学生の頃、もう少し勉強しておけば良かった。」そう、これだ!

社会人になったら学生の頃と違い、自分事に使える時間に限りがあるため、勉強する時間がほとんどない。

後悔しないためにも、学生の頃にしっかり勉強すべきだったのだ。

とは言ったものの、時間を遡って学生の頃に戻れるわけではない。

だったら、今からでも勉強すれば良い。時間がかかるかもしれないが出来ないわけではない。

 

この種の後悔について、妻はどう感じているのか。

学生の頃にもっと勉強しておけば、、、という気持ちは少なからずあると思う。

ただ、私と同じように結婚して以降は、時間があれば本を読んだりセミナーを受講したりと、今の自分の課題を解決させるために、日々勉強に取り組んでいる。

つまり、妻は「後悔」という感情を「反省」という理性に変換し、前向きな人生を歩んでいる。

ちなみに、妻は結婚するまで車の運転免許を持ってなかったが、地方に住むようになったため、必要を感じ、仕事をしながら教習所にも通っていた。
車運転は、今でも苦手なようだが、、、

今後も、愛すべき妻の学びたいという気持ちを尊重し、互いに高め合いながら頑張っていきたいと思う。

 

リスクを負わず、挑戦しなかったこと

【愛妻家の思考】妻の後悔とは?(リスク)

二つ目の「リスクを負わず、挑戦しなかったこと」であるが、年齢を重ねれば重ねるほど安定志向になり、チャレンジ精神が乏しくなってしまう。

家族のために、今ある安定を脅かすような挑戦はしたくないと思うのは当たり前だ。

一方で、色々なことにチャレンジすれば、脳が活性化され有意義な生活を送ることが出来る。

チャレンジに伴う適度なストレスは、暮らしを充実にするためのスパイスであろう。

この種の後悔について、私が妻に言うべきことは、「そばでしっかりサポートするから、後ろは気にせず、前を見て、恐れずに挑戦しよう!」という言葉だ。

もちろん、生活を脅かすほどの費用と生命にかかわるようなことは、絶対にさせられない。
チャレンジする前には、必ずリスク管理を徹底しなければならない。

ちなみに、最近、妻がチャレンジしたことは「生涯初のバンジージャンプ」だ。

小さな挑戦かもしれないが、非常に大切な挑戦だと思う。

妻は「なんか、人間として1アップした感じがする」と言っていた。本当に良いことだ。

 

最後に

【愛妻家の思考】妻の後悔とは?(夫婦)

以上のように2つの後悔について考えてきたが、人間の後悔はこんなものではないだろう。

人生には数多くの岐路がある。

いつも、最良、最善な選択肢を選び出すことはできない。

人生は選択の日々。毎日、9千回~3万5千回の選択をしながら生きている。

後悔してしまうかもしれないが後悔自体の数が減るよう、「感情的」にならず「理性的」に、「後悔」せず「反省」し、いつも平常心でより良い選択ができるようにサポートしたい。

妻が考えて選んだものは、その時の気持ちや状況などを踏まえ、その時に良いと思ったものを選んだのだから、間違った選択はしていない。

もし、違うものを選んだところで、隣の芝生は青いと思うように、他の選択肢の方が良くみえるだろう。

それよりも、愛すべき妻が選んだ道を一緒に楽しみ、前を向いて着実に歩むことが重要だ。

 

最後に、なんといっても、私との結婚を後悔させたくない!!
愛妻家という名に恥じぬように。

 

今の気持ちを忘れないためにココに綴る
愛妻家(愛saika)

妻の後悔とは?(愛妻家)

 

参考文献:
「感情」の解剖図鑑(認知科学者 苫米地英人)
感情の哲学入門講義(哲学博士 源河亨)
人生の三段階における後悔と優先順位(米国アリゾナ州立大学 リチャード・キニア)

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