「人生」は細く弱い線であるが、「選択」という重大な点の連続で作られている。
私たちは、いつも葛藤しながら一つ一つ選択し続けている。
良い選択、悪い選択というものは果たしてあるのだろうか。
今、目の前で悩み葛藤している妻がいる。無力な夫は、何もできないでいる。
そこで本稿では、『愛妻家(私)の思考』として、妻の「葛藤」について考えたいと思う。
なお、不満については、別記事「【愛妻家の思考】後悔とは?妻が後悔していたら?」で考えてみた。
愛はお互いを見つめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(フランスの飛行家、小説家)
葛藤とは? ~愛妻家の思考~
愛妻家として妻の葛藤を早急に対処しなければならないが、まずは感情そのものについて考えたいと思う。
「葛藤」は、ドイツの心理学者レヴィンによれば、3つのタイプに分けられるようだ。
- 接近-接近型
二つの積極的な感情による葛藤 - 回避-回避型
二つの消極的な感情による葛藤 - 接近-回避型
積極的と消極的な感情による葛藤
例えば、接近-接近型では、晩御飯で外食する際、大好物な寿司と焼肉、どちらのお店に行くかという葛藤である。
次に、回避-回避型では、自分の気が進まない状況で他人からお願いされた時、本心のやりたくないという気持ちと、やらないと相手に申し訳ないという気持ちの葛藤である。
接近-回避型では、自分が不得意なスポーツにおいて、やりたいという気持ちと、上手くできなかったらどうしようという気持ちの葛藤のことである。
愛妻家(夫)がすべきこと ~妻の葛藤~
葛藤は、人の信念や価値観によって生み出されるものであり、愛すべき妻を適切にサポートするためには、妻の判断基準、価値基準をしっかり認識しなければならない。
まず、これが大前提である。
それでは、具体的に先ほどの3つのタイプについて考えてみたい。
接近-接近型
妻が、接近-接近型で葛藤している場合、どちらも積極的で前向きな行動であるため、基本的に私の出番はないと考えている。
50:50の葛藤であれば、私だったらどうするかを伝えても良いと思う。
どちらを選ぶにせよ、いい気分で物事に取り組むことができるので特に言うことはだろう。
回避-回避型
一方で回避-回避型の葛藤の際には、ストレスを感じつつ、ネガティブな気持ちで物事に取り組まなければならない。
特に仕事上であれば、このような状況は多く、避けては通れないだろう。
そのため、「なぜ、気がすすまないのか」「もし実行したら、どんな結果になるのか」を一つ一つ分析・評価し、自分にとってプラスになる面を考え、前向きに取り組めるよう妻をサポートしなければならない。
究極なことを言えば、第三の選択である「やるかやらないか決めない」という選択肢も考えられるかもしれない。
要するに、色々な視点で物事を観察し、次の行動を考えるようにすることが重要だ。
接近-回避型
次に、接近-回避型の葛藤について考える。
恐れや恐怖を感じながらも、〇〇したいというポジティブな気持ちを持っていることは、非常に良いことである。
妻がしたいことをさせてあげられるよう、まずは、恐れや恐怖をなるべく取り除き、安心して物事に取り組めるようにしたい。
また、回避-回避型でも述べたように、回避の選択肢について、「なぜ、気がすすまないのか」「本当に回避すべきものなのか」などをしっかり評価することが必要である。
最後に
以上、3つのタイプの葛藤について考えてみたが、他人からの期待や他人からの強制が含まれる種類の葛藤は、非常に複雑化しやすいように感じる。
選択肢それ自体に対する葛藤がない場合でも、第三者の他人が入ることによって、忖度(他者の気持ちを推し量って汲み取る)という気持ちが芽生え、新たな判断材料が発生してしまう。
複雑化させないためには、自分自身が何をやりたいか、どう有りたいか等、自分の気持ちを一番に考え、葛藤を乗り切っていかなければならない。
人生の成功者は、トレードオフの関係とWin-Winの関係を上手く見極め、選択・集中しながら目標に向かっているのだと思う。
いずれにせよ、愛すべき妻が葛藤の末、選んだ選択肢は、肯定され尊重されるべきものである。
選択するという行為だけで言えば、どちらを選ぼうとも良し悪しはなく、あまり変わらない。
それよりも、葛藤の末に選んだ道を、その後どう歩んでいくかが重要で、それによって良し悪しが決まってくるのだと思う。
すべての葛藤・選択は、人生のスパイスだ。by愛妻家
今の気持ちを忘れないためにココに綴る
愛妻家(愛saika)